ボードの選び方
ボードにはインフレータブルSUP(空気で膨らませるボード)とハードボード、ソフトボードがあります。ハード・ソフトボードともロングボードをさらに大きくしたような感じです。形状でいえばインフレータブルSUPも同様です。
・インフレータブルボードはかなりコンパクトになるので運搬や収納が比較的簡単に行えます。
・ハードボードとソフトボードは材質こそ違えど、保管場所にそれなりのスペースが必要です。
- 保管場所が限られる。または運搬方法が限られる。
- とりあえずやってみたい。
- 保管場所があって、運搬方法もクリアできる。
- カヤックとSUPとどちらにしようか悩んでいる。
- なんなら2馬力の動力船も視野に入れている。
1、2:該当する方はインフレータブルボードがおすすめです。
3、4に該当する方:ハードボードがおすすめです。もちろんインフレータブルボードでもかまいません。
4だけに該当する方:どのような釣りのスタイルを目指しているか?で方向性が変わってきます。
5に該当する方:時間や体力、懐に余裕があれば船外機もよいかもしれません。
入門用のボードにはリーシュコード、パドルなどすぐに使えるようにセットになったボードが多いと思いますが、パドルやリーシュコード等が別売の物もあったりします。
ライフジャケットは必ず着用してください!
入門時にパドルやリーシュコード等がセットになっていないSUPを選ぶ方は少ないと思いますがセットになっていない場合は別途購入する必要があります。
パドル
パドルにも様々な形態があり、1ピース、2ピース、3ピースの物があります。2ピースパドル、3ピースパドルに関しては分割で運搬可能でインフレータブルSUPにちょうどよいと思います。1ピースパドルはレースや波乗りなど瞬発力の欲しい競技に向いているかもしれませんが、SUPフィッシングで使ってもなんら差し支えはないと思います。ブレードの形も多種ありますが割愛します。また材質の違いで重量、剛性、価格が変わってきます。またSUPフィッシングのスタイルにもよりますが、カヤック用のダブルパドルを使っている方もいます。ここではシングルパドルについて説明します。
- アルミパドル
- グラスファイバー
- カーボン、フルカーボン
1→2→3の順に価格が上昇し重量が軽くなります。セットで付属しているパドルはアルミパドルが多くかなり重いです。初めてフルカーボンパドルに買い替えた時は衝撃でした。僕が使っているのはADVACEDの3ピースパドルです。軽量でとても使い安いです。3ピースだと車内積載も容易です。
リーシュコード
波乗りをするわけではないので、適度な長さで絡みにくいものがよいでしょう。
服装は?
僕は、4月から6月はウェットスーツ、7月〜9月はスポーツタイツに海水パンツ、長袖のラッシュガード、10月以降もウェットスーツを着用しています。気温や水温によってウェットスーツも使い分けています。
- 夏場、7月〜9月なら水着でも大丈夫かと思いますがラッシュガードはあったほうがよいでしょう。
- 他の季節はウェットスーツ、ドライスーツが必須です。落水した場合、簡単に低体温となり命を落とす可能性が高いです。
その他あると便利なもの
- ルーフキャリア:ハードボードの方はほぼ必須、車内積みできるなら不要かも?
- ドーリー:駐車場から出艇場所までの距離がある場合。
- 防水ケースと携帯電話→これもPFD同様に必須と考えます。
- インフレータブルSUPの場合は電動ポンプがあると準備が楽です。手動ポンプで空気を入れてるアングラーの中には、これが準備運動代わりにちょうどいいと言う方もいらっしゃいます。僕はインフレータブルSUP用にセビラーという電動ポンプを買いました。ちょっと難ありでホースが弱いので補強しながら現在まで使用しています。
いよいよ初出艇、どうしたらいい?
- 天気がよく気温が高い日、20度〜25度くらい
- 風速は1m以下、波高も10cm以下
- 足のつく浅い平水面や波がほとんどない場所
- 漁港のスロープ等を無断使用しない
- サーファーや釣り人の近くで浮かばない
上記条件を満たすような(全てを満たすのは難しいかもしれません)場所でまず膝立ちで乗ってみましょう。最初に足のつく場所で再乗艇の練習をして再乗艇できるようにしてください。最初なのでタックルは積載はしないで行ってください。タックルについては後日説明します。
必ずライフジャケット着用で行ってください。
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